Yahoo!不動産に掲載する
工務店の
若い衆
最近知ったんですが、検索サイトのYahoo!で、独立した不動産情報サイトをやってるみたいなんですよ。
サービス利用者はありそうですが、工務店の売上にプラスになるのかなあ。
WEB集客スペシャリストのキャディさちこさん、解説をお願いします。
Yahoo!不動産に掲載するメリットって?
Yahoo! JAPANユーザーからの流入に期待
2019年現在、月間約63億ページビューを誇るYahoo! JAPANの不動産情報サイトだから、そこからの流入数が期待できるわよね。
月間累計訪問者数1100万人で、スマートフォンからも6割程度アクセスがあるみたいだから、幅広くアプローチができそう。
30~40代がサイト利用者の半数以上だから、家を建てるターゲット層として悪くないわ。
初期費用が無料で掲載が簡単にできる
掲載費用に関しては、初期費用は無料、掲載料金が物件単位に発生する仕組みだから、気軽に始めやすいと言えるわね。
掲載物件は、賃貸や新築・中古の一戸建ての売買物件が中心なんだけど、土地などの不動産情報も掲載できるわ。
だから、土地探しからサポートするような工務店で、土地情報を持っているのであれば、掲載しておいて損はないかもしれないわ。
Yahoo!不動産に掲載するデメリットって?
注文住宅はYahoo!独自の情報でない
工務店が最も受注したい注文住宅の内容は、Yahoo!不動産ではなくSUUMOの情報をそのまま利用しているのね。
「注文住宅のハウスメーカー・工務店を探す」というメニューはあるけど、すべて外部のSUUMOサイトにリンクしている形態。
不動産業も兼ねていれば別だけど、工務店として掲載する意味はあまり無いかもしれないわ。
不動産情報サービスの継続性に不安
Yahoo!不動産は、元々アットホームの連携サイトだったのが独立して、サービスを展開するようになったという経緯があるの。
それがまた2019年の7月1日に新築戸建て、中古住宅・土地の物件情報掲載を終了する予定になって。不動産情報サービスの継続性・独自性に、ちょっと不安があるわね。
Yahoo!不動産の特徴と傾向って?
Yahoo!不動産は、Yahooのネームバリューがあることは間違いないし、検索サイトからの流入数が多いのは認めるわ。
ただし、不動産サイトとしての専門性やサポート力に関しては、外部の力なしでは成立しない感じよね。
今は迷走している感じだから、今後どのような方向に向かうのかを見極めてから、掲載を検討しても良さそうだわ。