番外編3:チラシを配布する

工務店の
若い衆
工務店にとってチラシ配布って広告宣伝の基本だと思うんですよね。でも最近はみんなスマホばかり見るようになったので、それで集客効果があるのか心配で始められないんです。
チラシ配布のメリット・デメリット

キャディ
さちこ
チラシもインターネットもそれぞれ特性があるから、どちらが良い・悪いは一言で片づけられないわ。大切なのはこれから説明するメリット・デメリットをしっかり理解しておくことよ。
チラシ配布のメリット
エリアを指定してローカル色を出せる
チラシの配布方法には新聞折込とポスティングの2種類があるわね。メリットはどちらも配布するエリアを指定できること。インターネットの情報は世界中に伝達されるけど、地域密着型の工務店がそれをやってもほとんどの人が対象外になるわよね。チラシなら「○○町の人だけにご案内する」といったローカル色を出せるのよね。
情報が受け取った人の手元に残りやすい
一枚のペーパーに伝えたい情報のすべてを掲載するのがチラシだけど、紙なので興味をもった人はそのまま手元に置くことになるわ。インターネットでもお気に入りに登録したり、ファイルに保存はできるけど忘れてしまうこともあるわよね。チラシの場合は不要になったらゴミ箱行きだけど、必要なものは手元に残りやすいわよね。
チラシ配布のデメリット
肌感覚でしか反応を見ることができない
チラシはどれほど多くの枚数を配布しても、受け取った人が問い合わせなどして連絡しない限り工務店側は反応がわからないわね。ホームページのアクセス分析のように動きを見ることができず肌感覚だけで判断するしか無いから、次にどういった行動を起こせば集客につながるのかなど検討したり戦略が立てにくいと言えるわね。
限られた紙面の中で掲載量に限界がある
紙一枚の中に情報を掲載するのがチラシだから両面使ってもその量には限界があるわ。ホームページの場合は必要ならば階層を深く構成したりページ数を増やすこともできるけど、チラシはいわば一発芸。限られた紙面の中でキャッチーでわかりやすく表現しなければならないので、集客力のあるチラシが完成するまで時間がかかるわ。
チラシ配布の特徴と傾向
ネット広告にないチラシの良さがあるのも確かだけど、紙媒体は少なくなる傾向にあるのも事実ね。それに残念ながら、新聞を読まない世帯も増えているし、ポスティングしてもゴミという認識しかなくて中身も確認しないで捨てられることも多いわ。雑誌も含め紙媒体全体の発行部数が減少していっているからチラシだけでは集客は成り立たないわね。
だらこそチラシ以外の手段も考える必要があるわ。このサイトでは他の手段についても触れているからぜひチェックしてみてね。