番外編4:パンフレットを配布する
工務店の
若い衆
チラシってすぐに捨てられちゃうイメージがあるんですよね。だから冊子にしてパンフレット配布を検討してるんだけど、じゃあ何からすればいいのってとこで止まってるんですよ。
パンフレット配布のメリット・デメリット
キャディ
さちこ
確かにパンフレットは捨てられにくいかもしれないけど、その他の性質もよく理解しておくことが重要よ。成功するためにはまずメリット・デメリットを押さえておくことね。
パンフレット配布のメリット
情報量が多くきちんと読まれる
パンフレットの定義によっても変わるけど、複数の紙を綴じた冊子と考えると、チラシなどと比べるとかなりの情報量を掲載できるわね。商品の紹介でも詳細まで説明ができるから、受け取った人が誤解することも減るでしょうね。ポスティング・チラシのように怪しい感じにはなりにくいからきちんと読んでもらえるし、よい印象を与えることができるわね。
来客時に渡す資料の一部として使える
パンフレットの良さはチラシに比べて汎用性があるということかしらね。チラシは広告そのもので、新聞折込やポスティングで配布するしかないけど、パンフレットならば工務店の店内に設置して自由に持っていってもらったり、カタログより軽いから顧客が来店した際に資料として添付しても違和感がなく受け取ってもらえるわね。
パンフレット配布のデメリット
不特定多数の人に配布するのに向かない
チラシに比べると媒体としての信頼性は高くなるけど、不特定多数のチラシなどと比べるとかに配布するのには向かないわね。どこかにまとめて置いたとしてもよほど興味がある場合でないと持ち帰ってはもらえないし、街頭で配布するにしても、重さが出てきてしまうので大量というわけにはならないし、受け取る側としても嵩張るものは避けられそうね。
タイムリーに情報を更新できない
パンフレットの性質を考えると、ある程度の期間は保管してじっくり検討するといった使い方が考えられるわ。永遠に内容が変わらないならいいんだけど、頻繁に情報が変わるような場合には古いままになってしまうのがネックよね。タイムリーな情報の更新のしやすさという点ではインターネットメディアにはかなわないと言えそうね。
パンフレット配布の特徴と傾向
パンフレットはある程度のボリュームのある印刷物になるので、製作コストはチラシに比べるとどうしても高額になる傾向があるわね。だから工務店としてもできるだけ興味をもっている人に読んでもらいたいと考えるようになると思うわ。でもそうなると潜在顧客を掘り起こすという意味での集客には向いていないとも言えるわよね。