web制作会社の選び方
工務店の
若い衆
Web制作会社もたくさんありすぎて、どんな視点で選べばよいか迷ってしまいますよね。
Web制作会社の選び方にコツや見分け方はあるのでしょうか。
Web制作会社選びで失敗しないための準備
キャディ
さちこ
もちろん、Web制作会社の選び方にはコツやポイントがあるわ。
最初に伝えておきたいのが、Web制作会社選びを失敗する最大の原因はWeb制作会社側ではなく、依頼する側にあることも多いという点よ。
そうならないために、ここでお伝えする事前準備のコツを確認しておくといいわ。
予算や納期、制作の目的をあらかじめ決めておく
Web制作会社への依頼を考えているのであれば、まずは予算と納期、制作の目的を最低限決めるのが大切よ。
予算
Web制作依頼時に重要になるのが予算ね。
製作の予算が300万円ある場合と100万円の場合とでは、同じものを作るにしてもどのWeb制作会社に依頼するかから考える必要があるわ。
Web制作の相場について詳しくなくても、「なるべき安く済ませたい」とか、「いくらで作れるかWeb制作会社に聞いてみる」のではなく、具体的な金額を提示することが大切よ。
納期
予算と同じく重要なのが納期ね。
これも同じものを作るのでも3カ月で制作するのと半年かけて制作するんとでは料金やクオリティが大きく異なるわ。
相場より短い期間で納期を設定する場合には割増料金となってしまうのが一般的よ。
こちらも、納期を提示するのであれは「○○年○月○日までにサイトをオープンしたい」と具体的な日にちを伝えることが大切。しっかりと納期をもとに計画を立ててもらうのよ。
製作の目的
最後に持ってきているけど、これを一番最初に考えておくべきだともいえるほど重要なものね。
ホームページを製作して集客につなげたいのか、採用につなげたいのか、具体的な目的を考えておくことが大切よ。
単に「ホームページをリニューアルしたい」と漠然と伝えるのではなく、具体的にどのくらい集客を増やしたいかなど明確な目的となっているとよいわね。
管理や運用を任せるのか自社でするのかを決めておく
ホームページは制作して終わりではなく、引き渡しを受けてから保守・管理する必要があるわ。
この管理運用を自社で行うのか、Web制作会社に依頼するかを事前に決めておきましょう。
それと、自社で行う場合、Webの素人でも扱いやすいツールを導入してもらったりということが重要ね。ただこの場合、制作の際の費用も高くなってしまう可能性が高いわ。
Web制作会社に管理・運用してもらう場合、制作時の費用は安く抑えられやすい代わりに、毎月の管理費用が高くなるのが一般的よ。
自社でできる部分は自社で管理して、管理の難しそうなところをWeb制作会社に依頼するというパターンもあるから、依頼する場合は毎月いくらくらいの管理費用を支払えるか事前に決めておくとよいわね。
会社によって制作が強いか、管理・運用が強いかなど得意・不得意もあるから注意することも大切よ。
提案依頼書を用意できるともっとよい
よりきちんとした依頼をしたいのであれば、RFPと呼ばれる提案依頼書を準備するといいわね。
何だか難しそうに聞こえるかもしれないけど、会社の現状やどんな内容の発注をしたいかなど具体的に記したものを作成するだけよ。
インターネット上でテンプレートをダウンロードすることもできるわ。
Web制作会社を選ぶポイント
ここからは改めてWeb制作会社を選ぶポイントを見ていくわ。
会社としてどこまで用意できているかをまず確認
Web制作に関して自社がどの程度用意できているかを確認するようにしてね。
これには、上記で見てみた通り、予算や納期、制作の目的をどの程度決められているかといった問題にもつながるわ。
これができて初めて、自社の状況にあった適切なWeb制作会社を選べるようになると考えましょう。
Web制作会社の担当者との相性も重要
Web制作は何度も担当者とやり取りをして、制作を続けていくのが一般的よ。
長期的な付き合いをしなければならないから、自社の担当者とWeb制作会社の担当者との相性も重要なポイントになるわ。
電話や対面での打ち合わせをストレスなく進められるかを確認しましょう。
それ以外にもWeb制作会社の実績だけでなく、担当ディレクターはどんな実績を持っていて、どんなことを得意としているか、会社ではなく担当者を見ることも大切ね。
Web制作会社には得意分野がある
Web制作会社はどこも同じように見えるかもしれないけど、会社によって得意不得意があるわ。
例えば、かっこいいデザインはできないけど高い技術力を持つWeb制作会社とか、マーケティングや集客に強みがあるけどデザインや技術は月並みの会社とかいった具合ね。
これは、自社がどんな目的をもってWeb制作会社に依頼するのかが重要になるわね。
集客を目的にホームページをリニューアルしたいのであれば、かっこいいデザインよりむしろシンプルなものが好まれることもあるわ。
一方、採用を目的にしたいのであれば、かっこいいデザインのホームページを持っていると高い効果を発揮する可能性は高いでしょうね。
多くの場合、「集客も採用も高いレベルのものが欲しい」となると思うけど、そうしたあいまいな依頼より「集客を今より何%伸ばしたい」といった具体的な依頼の方が目的を達成できる可能性は高まるはずよ。
Web制作会社の過去の実績を見ておこう
Web制作会社を選ぶときは、その会社が過去にどんなWeb制作を行ってきたかをチェックするのもおすすよ。
例えば不動産会社のホームページのリニューアルをするのであれば、過去にどんな会社のホームページの製作実績があって、そのリニューアルによりどのくらい集客が増えたかといったことを参考にできるわ。
それに、過去の同業種のWeb制作の経験があるのであれば、こちらが気付かない提案をしてくれる可能性も高いと言えるわ。
それと、単に実績を聞くだけではなく、どんな点にこだわったかや成功した要因、その逆に失敗した要因なんかも聞けるとよりいいわね。
Web制作会社の提示する見積書や提案書を確認しよう
Web制作会社に見積もりを依頼したら、提示される見積書や提案書の中身を確認するようにしましょう。
自社の課題やWeb制作の目的、予算・納期をきちんと決めても、それをWeb制作会社の担当者が正しく理解できていなければ、成果物の期待値も下がってしまうわ。
担当者がしっかり理解できているかどうかを確認できるのが見積書や提案書だと言えるわね。
こちらが伝えた課題や目的を、提示された見積もり書や提案書はくみ取ってくれているかをよく確認することが大切よ。
ちなみに、この段階で制作後の管理・運用についてもきっちり取り決めしておくと安心だといえるわね。
その他、見積もり書の内容に不明瞭な内容がないかも確認しておくようにしましょう。